どうも〜自称映画評論家のユタカです!
今回は超有名SF映画、
ターミネーター3の感想や評価を書いていきます。
ストーリーのあらすじや
結末のネタバレもまとめてみました!
ターミネーター3とは?

ターミネーター2の正式な続編であり、2003年に公開。
1作目と2作目の監督であるジェームズ・キャメロンから、
ジョナサン・モストウへとバトンタッチします。
興業的にも失敗し、世間でもかなりの低評価となりました。
ジェームズ・キャメロン監督は、
ターミネーターは2作目で綺麗に完結している!3作目は必要ない!
と、本作の撮影には断固反対し、監督から降りました。
1作目と2作目でサラ・コナーを演じたリンダ・ハミルトンも、
『本作の脚本はつまらない!』と、出演を辞退。
さらに、2作目のジョン・コナー役のエドワード・ファーロングも、
薬物依存症により出演が禁止に。
監督・脚本・キャストを総取り替えとなった結果、
散々な出来となってしまった作品です。
ターミネーターの完全な黒歴史ですね。
2作目の完成度が高く綺麗にまとまっていただけに、
今作の存在が本当に残念でなりません!
ターミネーター3のストーリーのあらすじは?

前作から10年後の世界が舞台です。
審判の日を食い止めたジョン・コナーでしたが、
いつか何かが起こるんじゃないのか・・・
と、毎日に不安を感じ、不眠症状態に陥っていました。
そんな不安が的中し、23歳になった彼の前に、
再び2体のターミネーターが送り込まれてきます。
1体は、ジョン抹殺をプログラムされているT-X。
身体から武器を作り出す女性型ターミネーターです。
もう1体は、ジョンを守るようにプログラムされているT-850。
前作に登場したT-800の改良型ターミネーターです。
T-Xの襲撃からジョンを守ったT-850は、
ジョンに対して衝撃の事実を告げます。
『審判の日は回避したのではなく、延期しただけだ。』
更にジョンは、核戦争の勃発には、
ジョンの昔の恋人であり、未来の妻である、
ケイト・ブリュースターの父親が関わっていることを知りました。
ケイトの父親は、軍の高官ロバート・ブリュースターです。
ジョン、T-850、そしてケイトを加えた3人は、
審判の日を止めるべく、ロバートの元へ向かうことを決意します。
しかし、3人の前には、強敵であるT-Xが立ちはだかるのでした。
ターミネーター3のストーリー結末のネタバレ!

核戦争の勃発まで残り数時間。ロバートの元にたどり着いた3人でしたが、
一足遅く、ロバートはT-Xに殺されてしまいました。
T-850とT-Xが死闘を繰り広げている中、
ジョンとケイトは軍のヘリコプターを使い、核シェルターへと向かいます。
核シェルターに到着したジョンとケイトですが、
再びT-Xが襲いかかってきました。命がけでジョンとケイトを守るT-850。
ジョンとケイトを核シェルターの奥に向かわせたT-850は、
T-Xを巻き込んで自爆をしました。
核シェルターの最深部にたどり着いたジョンとケイト。
しかし、そこには古い機械が置いてあるだけの狭い部屋でした。
二人が核シェルターに潜んでいる間に、ついに核戦争が起こります。
核戦争は止められないとわかっていたT-850は、
人間軍の指揮者ジョンと妻であるケイトを、生き延びさせたのです。
T-850の使命は、核戦争を止めることではなく、
ジョンとケイトを生き延びさせること。
それを知ったジョンとケイトは、未来の平和のために、
二人で生き延びることを決意したのでした。
ターミネーター3の感想や評価まとめ!

ただのSFアクション映画としてはそこそこの面白さだと思いますが、
ターミネーターの続編としてはつまらないです。
まず物語に矛盾があります。前作のジョンは10歳で、
それから10年後の舞台が今作なのですが、ジョンの年齢が23歳になっています。
・・・3歳多くない?この矛盾に対しても、ジェームズ・キャメロンがブチ切れる始末です。
更に、子供時代のジョンは超美形でしたが、大人時代のジョンがブサイクすぎます。
と言うのはさすがに言い過ぎですけど、子供時代のジョンの面影が一切ありません!
キャストが違うのでどうしようもないですが、
せめて、もう少しイケメンの俳優を使ってほしかった!
あのジョンが、なぜこんな猿顔になってしまったんだ!!
とショックを受けたファンは多かったはずです。性格も頼りなくて情けないですし。
T-Xという女性型のターミネーターの登場は新しいですが、
何より液体金属というT-1000のインパクトが強すぎたので、
どうしても見劣りしてしまいますね。
T-Xは電磁波を操ったり、武器を作り出したりするのですが、
T-1000のような見た目のインパクトも少ないです。
そして何より、前作で審判の日を回避するために戦ったのに、
回避したのでなく延期しただけ!という設定がムチャクチャすぎます。
前回の必死の戦いは何だったんだ!そんなことしたら、
タイムリープ作品は何でもありになっちゃうだろ!と、思った人は多いはず。
2作目で綺麗に完結したはずなのに、無理やり続編を作ったがために、
ところどころにボロが出てしまいましたね。
脚本、キャスト共に、かなり残念な出来だと思います。
ただ、1作目や2作目のオマージュなども散りばめられており、
そういうシーンを観るのはなかなか面白かったです。
例えば、シュワちゃんが人間を殺さなかったり、車を壊さずにキーを使って運転したり、
2作目でジョンから習った教えを守っているシーンには、
思わずクスッとしました。シルバーマン先生の登場にも笑いました。
物語中盤にあるカーチェイスも、ド派手なアクションたっぷりで今作の最大の見せ場です。
色々と残念な点はありますけど、やはりターミネーターファンとしては、
一度は観ておきたい作品ではあると思います。あまり期待せずに観るようにしましょう!
ターミネーター3をユタカが評価!(☆5点中)
ストーリー :☆☆
キャラクター:☆☆
音楽 :☆☆☆
面白さ :☆☆
総合点数 :☆☆
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