マレフィセント(映画)のラストのネタバレは?あらすじや結末まとめ!

マレフィセント

どうも〜自称映画評論家のユタカです!
2014年7月5日に日本公開された、
ディズニーの実写映画『マレフィセント』。

まるでアニメからそのまま出てきた様な、
アンジェリーナ・ジョリーの完璧な
『マレフィセント』ぶりが話題となりました。

翌年4月25日に公開された『シンデレラ』や
2017年に公開され大ヒットとなった『美女と野獣』と同じく、
ディズニーの長編アニメ映画の実写リメイク版です。

ただ、アレンジや変更点がありつつも、
原作となるアニメ版をほぼ再現した『シンデレラ』や
『美女と野獣』と大きく違う点があります。

それは、アニメの『眠れる森の美女』の真実を、
マレフィセントの視点から描いているという点です。

注目作として公開され、大きな成功を収めた本作の、
あらすじからネタバレまでしっかり纏めましたので、
是非チェックしてくださいね。

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『マレフィセント』とは?

マレフィセント

本作はロバート・ストロンバーグ監督の初監督作品です。
脚本はアニメ版『美女と野獣』や『ライオンキング』
『アリスイン・ワンダーランド』といった
多くのディズニー作品を手掛けてきたリンダ・ウールヴァートンが執筆しました。

ディズニーには若い女性を中心に人気を集める
『ディズニー・プリンセス』達、ヒロインの外に、
『ディズニー・ヴィランズ』と呼ばれる悪役が存在します。

『眠れる森の美女』で言えば、
オーロラ姫はヒロインの『ディズニー・プリンセス』で、
ヒロインを苦しめる悪役『ディズニー・ヴィランズ』がマレフィセントとなります。

最近では、日本にも定着したハロウィンの影響か、
悪役のヴィランズもプリンセス達に負けず劣らずの人気を誇っています。

夢と希望を与えることを至上命題とするディズニー作品は、
基本的に勧善懲悪の傾向があり、
『真実の愛』や『運命の相手』といった
『ディズニー・プリンセス』には定番の要素は欠かせないもの。

困難を乗り越え、運命の相手と真実の愛を誓ってキスをする
ディズニーのプリンセス達はいつだって子供心に響き、
その前向きなメッセージは年代を問わず多くの人に支持されてきました。

一方、フェミニズムの観点や、時代が変わったことにより、
プリンセス達の描かれ方が保守的すぎると見做され、
議論されることも珍しくありません。

本作が大きく注目されたのは、ディズニーが伝統的に継承してきた夢と希望、
真実の愛といった側面を取りこぼすことなく、
今までのディズニーにはないモダン的な改革が、
はっきりと表現された点にもあるのではないでしょうか?

その象徴が、ヒロイン視点ではなく、悪とされてきた、
それも『ディズニー・ヴィランズ』と言えば
真っ先に名前が挙がるようなマレフィセントを主人公に据えた点です。

『マレフィセント』のあらすじは?

マレフィセント

マレフィセントは妖精の国ムーアに住む大きな翼と角を持つ妖精の少女。
平和なムーア国内を自由に飛び回る幸せな日々を過ごしていました。
ムーア国のすぐ隣には、人間の王国があります。

ある日、王国に住む少年、ステファンはムーア国に迷い込み、光る宝石を見つけます。
マレフィセントはその行為を見とがめ、石を返すように言います。

人間の国へと送り返してくれたマレフィセントが、
ステファンの指輪で怪我をしたのを目の当たりにしたステファンは、
ためらいなくその指輪を投げ捨て、マレフィセントと別れの握手を交わします。

ステファンは両親を亡くし、
いつかお城に住みたいと夢を語る貧しい少年だったにも関わらず、
妖精に金属が害だと知ると、それを手放してみせたのです。

こうして、偶然出会ったマレフィセントとステファンの間に友情が生まれ、
それはやがて男女の愛情へと変わっていったのです。

16歳の誕生日を迎えたマレフィセントは美しく成長し、
ステファンとキスを交わし『真実の愛』を誓います。

しかし、成長したステファンの関心はその後、
マレフィセントから離れ、人間の国での成功や野心に囚われてしまいます。
王の側近にまで出世したステファンですが、
対照的にマレフィセントの居るムーア国へ出向くことは無くなってしまいました。

一方、大人になったマレフィセントは誰よりも強く、
美しい妖精としてムーア国を守護していまいした。

ステファンが仕える老王は、隣国のムーアを征服しようと戦いをしかけてきますが、
マレフィセントが率いる妖精の軍に返り討ちにされます。
この時に負った怪我が元で、老王は死の床につくことに。

ムーア国を守護するマレフィセントを殺した者に王女との結婚を許し、
自国の後継者と認めると発表します。

これを聞いた野心家のステファンは、一人ムーアの国に入り、
マレフィセントを探します。

ステファンの呼び声に応えて現れたマレフィセントは、
久しぶりの再会と友情の復活を喜びます。
マレフィセントの信頼を得たステファンから、
飲み物を勧められ、素直に飲むマレフィセント。

しかし、その中には薬が入っており、
マレフィセントは深い眠りに落ちてしまいます。
薬が効いたマレフィセントを殺そうとするステファンですが、
寸前でどうしてもナイフを突き立てることができません。

しかし、王になる野心を消すことはできず、
ステファンはマレフィセントが何より自慢に思っている翼を切り取ってしまいます。
持ち帰ったマレフィセントの翼を王に見せ、
復讐を遂げたことを告げるステファンに、王は自身の後継者となる事を許します。

一方、ムーアの森に残されたマレフィセントは、
薬が切れ、背中の痛みに目を覚まします。
恐る恐る確かめた背中は無残に傷ついており、
翼を失ったことを嘆き悲しむマレフィセント。

自身を助ける杖を作り、
人間に駆除されそうになっていたカラスのディアヴァルを魔法で助け、
しもべとして使えさせることにします。

マレフィセントの魔法で人や、
様々な動物に変化できるようになったディアヴァルは、
人間の王国へ偵察に向かいます。

偵察に向かった城では、
マレフィセントを裏切ったステファンが王に即位し、
王妃との間に王女、オーロラが産まれていました。

ディアヴァルの報告で、
ステファンが裏切った理由を知ったマレフィセントは激怒。

オーロラ姫の洗礼式で、三人の妖精、
ノットグラス、シスルウィット、フリットルがそれぞれ贈り物をしようとした時、
復讐に燃えるマレフィセントが姿を現します。

マレフィセントはオーロラ姫に贈り物と称して
「16歳の誕生日の日没までに、糸車に指を指され死の眠りにつく」という、
呪いをかけます。

許しを乞うステファンに、
マレフィセントは「真実の愛のキス」で呪いは解かれると言います。

しかし、それはマレフィセントとステファンが交わしたにも関わらず裏切られた、
この世に存在するはずのないもの。
皮肉な呪いは、どのような力をもってしても解けない強力なものでした。
ステファンはオーロラ姫を守るために、国中の糸車を集めて破壊させます。

そして、オーロラ姫を洗礼式に出席していた三人の妖精に預け、
身分を隠し、城の外で育てさせることにしました。

しかし、三人の妖精は悪気は無なくとも、
子育てに向いておらず、度々オーロラを危険に晒してしまいます。

放っておくと自身のかけた呪いではなく、
単なる事故でオーロラが死んでしまうと感じたマレフィセントは、
しもべのディアヴァルと共に、オーロラの成長を見守り、
必要なときは魔法で助けることに。

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成長したオーロラは、自分を助けてくれる存在に気が付き、
マレフィセントと対面すると「フェアリーゴットマザー」と
自分を守ってくれる存在としてマレフィセントを慕います。

オーロラは頻繁にマレフィセントと会い、
ムーア国で妖精と遊ぶ楽しい時間を過ごし、
ますますマレフィセントを慕うようになりました。

オーロラの真っ直ぐな好意に打たれたマレフィセントは、
彼女を呪ったことを後悔し、呪いを解こうと試みますが、
強すぎる呪いは自身でも解くことができません。

『マレフィセント』のストーリー結末のネタバレ!

マレフィセント

呪いを解くことができず、マレフィセントは苦悩します。
ですが、そんなことは知らないオーロラはある日、
ステファン王に会いに旅をしてきた隣国の王子、フィリップと出会います。

フィリップは美しいオーロラに一目惚れし、
オーロラもこの若者に好印象を抱いた様子でした。

16歳の誕生日が近づき、
独立しマレフィセントと共に暮らしたいと考えるようになったオーロラは、
ノットグラス、シスルウィット、フリットルの三人に思いを告げますが、
王から娘の保護を依頼されている三人はオーロラの希望を拒絶します。

言い争ううちに、
三人の妖精はうっかりオーロラの父親が生きていることを喋ってしまう。

どういう事かと問い詰めるオーロラに、
三人はついにオーロラに隠していた出自とかけられた呪いについて
説明するしかなくなってしまいます。

事実を聞いたオーロラはマレフィセントを問い詰め、
マレフィセントこそが自分に呪いをかけた張本人であったことを知り悲しみます。
悲しみの中、死んだと聞かされていた父親に会うために、
オーロラは城へと向かいます。

国王となり城に住まう父親のステファンは、
マレフィセントの呪いを恐れるあまり心を病んでいました。

病床の王妃を見舞わないどころか、その死も看取らず、
妖精を害することのできる鉄製の武器を量産することに執着する
暴君となっていたのです。

城に辿り着いたオーロラを暖かく迎えるどころか、
すぐに部屋に閉じ込め顧みようとしません。

しかし、部屋に閉じ込められたオーロラは、
何かに誘われるように部屋から抜け出してしまいます。
そして、呪いのまま城の奥深くに打ち捨てられていた糸車の針に指を指し、
眠りについてしまいました。

その頃、マレフィセントとディアヴァルは、
何とかオーロラの呪いを解こうと知恵を絞っていました。

フィリップ王子がオーロラと出会い、
恋をしていることを知ったマレフィセントは王子のキスで
オーロラの呪いが解ける可能性にかけ、
魔法でフィリップを眠らせ城へと連れて行きます。

三人の妖精に導かれ、オーロラにキスをするように言われたフィリップが、
ためらいながらもオーロラにキスをしました。
しかし、オーロラは目覚めません。

やはり、呪いは解けないのだと絶望したマレフィセントは、
眠り続けるオーロラの傍で、懺悔し、
永遠の守護を約束して彼女の額にキスを贈ります。

するとマレフィセントの真実の愛によって呪いは解け、
オーロラは目を覚ましたのです。
喜び、城を出ようとする二人ですが、ステファンがそれを許しません。
武装した兵士達に襲われ、マレフィセントは鉄製の網に囚われてしまいます。

ディアヴァルを巨大なドラゴンの姿に変えて応戦するマレフィセントですが、
次第に追い詰められていきます。

争いの場から庇われ、
一人逃げるオーロラはガラスケースに入った巨大な黒い翼を発見します。
それこそ、マレフィセントがステファンに奪われた翼でした。

オーロラがガラスケースを壊し、翼を開放すると翼はマレフィセントの元に戻ります。
翼を取り戻したマレフィセントは本来の力を取り戻しました。
圧倒的な力で反撃し、兵士を倒していくマレフィセント。

ついにステファンを追い詰めますが、情けをかけ、
殺さずに終わりにしようとします。ですが、その情をステファンは無駄にし、
マレフィセントにとどめを刺そうと襲い掛かります。
結局、この行為のせいでステファンは自滅し、塔から転落死してしまいます。

王を失った国は、この後、妖精の国ムーアと統一され、
オーロラが2つの国を統べる女王となり、
マレフィセントとディアヴァル、そしてフィリップ王子に見守られながら即位する。
人々と知っている話と違うけれども、これこそが真実の物語。

なぜなら、この物語を貴方に聞かせている人物こそ、オーロラ本人だと告げます。
しかし、真に2つの国を統一した英雄とは、英雄でも邪悪なものでもなく、
その両面を持ったマレフィセントこそがその偉業を成し遂げたのだと語りを結ぶのです。

『マレフィセント』の感想や評価まとめ!

マレフィセント

折しも本作が公開された2014年は爆発的なヒットを飛ばし、
一大ブームを巻き起こした名作『アナと雪の女王』が公開された年でもありました。
『アナと雪の女王』の日本公開は2014年3月14日。

この名作アニメも、最後にヒロインを救う『真実の愛のキス』は、
従来の王子から姫へのキスではなく、エルサがアナを想って涙するその心でした。
同年夏、7月5日に公開された本作『マレフィセント』の『真実の愛のキス』は、
自ら呪った姫への贖罪と嫌悪を超えて芽生えた愛情からのキスでした。

同時期に公開されたディズニー映画が、
共通して古典的な『真実の愛』の描き方を変えてきたことは、
大きな意味があると思います。『真実の愛』とは何なのか?

男女の運命的な出会いや結びつきはもちろん尊く得難いものでしょう。
多くの人がラブストーリーに魅せられ、
どのようなジャンルの作品にも恋愛要素が含まれることが多いのも、
人が人を求め愛する気持ちに、普遍的な魅力があるからなのでしょう。

しかし、人が人を求め、愛する気持ちが尊いのなら、
それが若い男女の恋物語でなければならない理由はありません。

一度は憎しみに染まり、オーロラを呪ったマレフィセント。
彼女が自らの行いを悔い、オーロラを助けようと奔走する姿は胸に迫るものがあります。
一方で、マレフィセントを裏切った父王ステファンが
保身に走り破滅していく姿には救いがありません。

勧善懲悪の側面を残し、夢と希望を与える伝統を継承しながら、
よりモダンな価値観を自然に夢の世界に描き出す本作は、
『アナと雪の女王』に続いて大きなヒットを記録しました。

もし、『アナと雪の女王』が大ヒットし、日本中が「ありのままの姿を」と歌った同じ年に、
本作の『真実の愛』がフィリップ王子のキスだったら、
『アナと雪の女王』の連続1位を10週で押さえ、
実写映画として『レ・ミゼラブル』以来の50億を超える興行収入を
叩き出すことはできなかったのではないでしょうか?

夢と希望に溢れたディズニー作品の魅力はそのままに、より多様な、
時には異色の、素晴らしい作品がこれかも産まれてくることを期待させる名作です。

それにしても、本作が初監督作品だというロバート・ストロンバーグ監督の新作が待ち遠しいですね。
そしてもう、アンジェリーナ・ジョリーの完璧なマレフィセントぶり……
何度観てもかんっぺきにマレフィセントです。凄い。
お子様が泣き出さないよう注意が必要ですが、まだ観たことがない方は是非観て下さい!

『マレフィセント』をユタカが評価!

ストーリー :☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆
音楽    :☆☆☆
演技                     :☆☆☆☆
総合点数  :☆☆☆☆

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