渇き。(映画)の感想や評価は?あらすじや結末のネタバレまとめ!

渇き

どうも〜自称映画評論家のユタカです!

今日はミステリー小説『果てしなき渇き』の映画版、
『渇き。』の感想や評価についてです。

ストーリーのあらすじや、結末のネタバレもまとめてみました!

渇き。とは?

渇き

第3回『このミステリーがすごい!』の大賞に選ばれた、
深町秋生の作品『果てしなき渇き』の映画版です。
『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『告白』などを手がけた、
中島哲也監督により、2014年に映像化されました。

役所広司、小松菜奈、妻夫木聡、中谷美紀、オダギリジョーなど、
実力派の役者陣が一癖も二癖もあるキャラクターを演じます。
ストーリー、映像共にかなりグロテスクな作品のため、R-15指定です。
世界観も独特なため、好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。

渇き。のあらすじは?

渇き

成績優秀で容姿端麗の可奈子という女子高生が、
ある日行方をくらまして消息不明となります。可奈子は学校では優等生でしたが、
両親は離婚し、家庭でも問題を抱えていました。可奈子の父親であり、
元警察官の藤島は、行方不明になった可奈子を探し出そうと、一人で捜査を始めます。

藤島は捜査を進めるうちに、自分の娘がある犯罪組織に関わっていおり、
それが失踪の理由になっていることを知りました。
誰にでも優しく、頭も良かった可奈子。しかしそれは表の顔。
裏の顔は恐ろしく、とんでもない犯罪に手を染めていたのです・・・。

渇き。のストーリー結末のネタバレ!

渇き

可奈子が、ある児童売春組織に関わっていることを知った藤島。
可奈子はその犯罪が引き金となって、既に命を落としていました。
一体誰が可奈子を亡き者にしたのでしょうか?
・・・犯人は、可奈子の学校の担任の東という女性です。

犯行の動機は、東の娘が可奈子によって、
悪の道に引き連れ込まれてしまったということでした。
東の娘は、可奈子の巧みな話術によって、児童売春組織で働かされていたのです。
その事実を知った東は、復習として可奈子の命を奪いました。

自分の娘が殺されたことを知った藤島は東を拉致し、
可奈子が埋められている場所を聞き出します。
可奈子が雪山の中に埋められていることを知った藤島は、
可奈子を見つけるため、スコップで永遠と雪山を掘り返すのでした・・・。

渇き。の感想や評価まとめ!

渇き

ストーリーも映像も、全体的にかなりグロテスクです。
見ていて目を背けたくなるシーンや、
あまりにも生々しくて気分が悪くなるシーンも満載でした。

耳をカッターで切られるシーンとか、男が男に襲われるシーンとか、
悪趣味極まりなかったです。ここまで来ると、グロさも芸術に思えてきます。
そういうのが苦手な方は観ないほうが良いですし、
間違っても親子や恋人同士で観る映画ではありません。
僕は妻と一緒に観ましたが、観終わった後に不快感ばかりが残りました。

行方不明になった可奈子はどこに行ったのか?
可奈子はどんな犯罪に手を染めていたのか?一体誰が可奈子の命を奪ったのか?
と、ミステリーの要素がふんだんに散りばめられているので、
徐々に真相が明るみになっていくのは面白いです。

ただ、グロテスクな映像やぶっ飛んだ映像が続くため、
そっちに気が取られてしまって、あまりストーリーに集中できませんでした。
観終わった後に、なんかグロくて残酷な映画だったな。という感想しか残らなかったです。

登場人物も多く、物語も二転三転する話なので、
この手のストーリーを映画にするとゴチャゴチャになってしまいます。
ぶっちゃけ内容が難しくて、あんまりストーリーは覚えていません。

僕は映画の『渇き。』から観てしまいましたが、
できれば先に原作の『果てしなき渇き』を読んでおけば良かったです。
そうすれば、もう少しスムーズに話が理解できたと思いますし、
映画の感想もまた変わっていたと思います。

『アクの強いミステリー映画が観たい!』『小松菜奈の大ファンだ!』
『グロい映像も全然OK!』という方にとっては、面白い映画になるかもしれません。
逆にそういう作品が苦手で、純粋にミステリー作品を楽しみたい!
という方は、映画よりも原作を読んだほうが良いと思います。

渇き。をユタカが評価!(☆5点中)

ストーリー :☆☆
キャラクター:☆☆
音楽    :☆☆☆
グロさ   :☆☆☆☆
総合点数  :☆☆

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